虫歯とは
虫歯になる菌(ミュータンス菌)はお口の中に3億いると言われています。
食べ始めてから5分くらいで酸を出します。30分くらいすると大量の酸を出します。
虫歯のリスクは、食べる回数や時間、歯並びや形や歯質の硬さによっても異なってきます。
そのほか、生活リズムやブラッシングによって大きく異なります。
色々な要素が複雑に絡み合って虫歯になるのです。
虫歯は基本的に、1度なると治りません。フッ素で予防したり、削って治療することになりますそのままにしておくとどんどん進行し深くなってしまいます。
虫歯には好発部位(虫歯になりやすい場所)があります。歯の表面の溝や、歯と歯の間がその例です。
毎日のハブラシは、歯周病予防だけでなく虫歯予防にも効果があります!とても大切です。
虫歯の深さは基本的にC0~C4まであります。
数字が大きくなるほど虫歯はひどくなります。
乳歯の虫歯が
永久歯に及ぼす影響
乳歯の虫歯をそのままにしておくと、永久歯に影響が出ることがあります。
乳歯の虫歯は深くなると抜かなければ治らないケースがあります。
乳歯には永久歯の生えるスペースを確保するという役目があります。
生え変わりの時期があり、早期に抜けると永久歯の生えるスペースを確保できず、歯並びが悪くなる原因になります。
歯並びが悪くなると、虫歯の好発部位が増えるだけでなく、発音や審美性の問題も出てきてしまいます。
乳歯だから・・・と放置せずに、早期の治療をおススメします。
C1
表面だけ虫歯
自覚症状はなし
気持ち黒いかな?という程度
C2
象牙質が溶けてくる
しみるなどの症状がでる
穴が開いてくる
C3
歯髄に炎症がおきている
痛みがでる
熱いものが強くしみる
C4
歯の根っこだけの状態
治療の流れについて
1.問診
現在の症状、治療に対してのご希望などをお伺いします。
レントゲンを撮り、口腔内をカメラで見てもらいながら、症状を確認していきます。
2.カウンセリング
レントゲン等をもとに相談をして治療計画を立てていき、治療に移ります。
虫歯の状態等により希望に添えない場合は、納得いくまで一緒に話し合います。
疑問はなんでも話してください。
3.治療
計画に合わせ治療を進めていきます。
術前術後をカメラで見て頂くこともできます。
シーラントとは
奥歯の噛む面の溝の部分にプラスチックを埋め込んで、
溝からできる虫歯を予防する方法です。
保険適応(子ども医療券可)の処置です。
シーラントの注意事項
- 取れてしまうことがあります。
- 虫歯になっている歯にはできません。
- ・シーラントを行ったからといって、絶対に虫歯にならないわけではありません!
※定期的なメンテナンスが必要です。 - 処置後30分、飲食はお控えください
(フッ素塗布しているため)
当院では、シーラント処置は4ブロックに分け、
2週間に一度1ブロック、合計4回お時間を頂いております。
シーラントの手順
仕上げにフッ素塗布